30代半ばに、先輩の道院長がケガで療養中に、道院長代行としてお手伝いさせて貰ったことがターニングポイントになりました。
自分の指導によって拳士が一喜一憂する姿を見て、難しいけど、やり甲斐があり、面白いなという気持ちになり、「道院長になりたい」という思いが強くなったことを覚えています。
そして、現在当道院の所在する町で活動していた道院が、他の町へ移転するとのことで、声をかけて頂き、「今しかない」と思い、すぐに行動して、わずか半年後には道院長になってました(笑)
私の指導のモットーは、「笑顔で帰ろう」です。
とにかく、道場に入って来た時よりも元気になって帰って欲しい。
それだけです。
明日もまた頑張ろうという活力、エネルギーを与えられるよう心がけています。
そのためには、相手のコンディションを知ることが重要なため、最初に行うストレッチ・体幹トレーニングや基本練習に時間をかけ、拳士達の表情や様子を伺います。
そして、必ず一人ずつ組手をし、技術修練をしながら、コミュニケーションを図るようにしています。
できたことは褒めてあげ、自信に繋がるよう指導しています。
帰りには必ず玄関で一声かけて、笑顔で見送っています。
ストレス社会やコロナ禍の中で、子どもも大人も多くの不安や悩みを抱えています。
道院に来ることで、その問題が少しでも解決できれるような道院にしていこうと思います。
道院に行くのを心待ちにしてくれる、心の寄り所であり、自分の居場所だと思って貰えるような道院づくりを目指します。
アットホームな雰囲気で、まるで「大家族」のようです。
子ども達には、メリハリをつけて指導してますので、その分、修練後はベッタリくっついて来て、なかなか離してくれません(笑)
いつも「道院=家族」だと話しています。
誰かの喜びを、自分のことのように喜ぶことのできる「いい仲間」です。
・「少林寺拳法の日が楽しみ」(幼稚園)
・「初めて夢中になれるモノができた」(小学生)
・「自信がついて、できることが増えてうれしい」(小学生)
・「コツコツと続けることで、必ず上達していくのが分かるので、練習に行くのがいつも楽しみ」(中学生)
・「同年代以外の人と関わる機会ができて良かった」(中学生)
・「自分に自信が持てるようになったことが嬉しい」(高校生)
・「子供と共通のことができ、会話が増えた」(30代女性)
・「道場はアットホームな雰囲気で、年齢層も幅があり、会話も楽しい。」(50代)
・「体が以前より動くようになり、新しい技を習うたびに嬉しく、道場に通うのが楽しみ」(50代)